ちくま大百科

【文化施設・公共施設】千曲市の文化会館

所在：千曲市埴生（杭瀬下）　上山田　戸倉

更埴文化会館（信州の幸あんずホール）市民文化の振興及び福祉の増進をはかるための施設として平成2年(1990)3月に、以前杭瀬下小学校、埴生高校のあった地に竣工されました。音楽、演劇、美術の展示などの芸術、会議、研修などに使用されています。
また、この建物の屋根は、塗装されておらず、耐候性鋼(たいこうせいこう)でできており、鋼表面には保護性錆(安定錆とも呼ぶ)を形成するように設計された低鉄合金鋼てす。錆の色は茶褐色でそれなりに美しいと言われています。適切な管理をすれば無塗装で使用できるので、メンテナンス費や塗装費を軽減できると言われています。

上山田文化会館地域文化の向上と観光産業振興を図ることを目的に昭和55年(1980)5月、町有地に建設されました。地下1階地上3階のこの会館は、当時県内最高級のデラックス施設といわれ、大ホール（固定椅子952席）のほかリハーサル室など備え、音楽、演劇、美術等の観賞又はこれらの創造活動の核として活用されています。また公民館を併設し、生涯活動の場としても利用されています。

戸倉創造館芸術文化と生涯学習の振興と住民の交流と福祉の向上を図るための施設として平成5年(1993)3月設置されました。地上3階建てで、多目的ホール（390席）、図書館、公民館、会議室、調理実習室などが一体となった文化施設です。
生涯学習センターとして位置づけられており、利用されています。