所在:千曲市森・倉科
女陰滝(にょいんのたき)森地区の最上部を沢山川沿いに上ること5分、少し開けたところ右側。源流は名山鏡台山(1,269m)、森地区を流れ、土口から千曲川に合流しています。
この滝は女滝(めたき)とも呼ばれ、落差20m、幅3mの瀑布、標高700mの滝です。
名称は女性の神秘を漂わせるその形状から生まれたと伝承されています。
滝に打たれ身を清めると恋人が現れ、やがて2人は結ばれる「ロマンの滝」とも言われています。イワナが釣れる清流でもあります。
樽滝(たるたき)倉科三滝から節分草群生地を右に見てさらに林道を800m余り上ると、樽滝登り口の案内標識があります。
つずれ折りの急な道と階段をしばらく上ると、樽滝に到着します。その形状から樽滝というそうですが、落差25m、西南向き、標高800m。
千曲市では比較的大きな滝で、水源は三滝山 釜の沢より発し樽岩壁に懸かって滝となり流れ落ちています。この下流に倉科三滝があります。
三滝(みたき)倉科の三滝川林道を上り始めてすぐの所、六角塚古墳に到る直前分枝を右に曲がって突き当たると、三滝園地下の駐車場に着きます。ここから見えるのが1の滝で川沿いに上ると、2の滝、最上段の3の滝に到ります。
源流は名山鏡台山(1,269m)、倉科区中を流れ、土口から千曲川に合流しています。
下から一の滝、二の滝、三の滝の総称を倉科三滝と言います。一帯に分布している杉、赤松、唐松など落葉松の樹木景観は四季折々の楽しみが得られます。特に冬の結氷期には、滝全体が凍り付き自然の神秘を見事に演出します。
・出典 埴科郡誌、現地案内看板