所在:千曲市生萱
幕末の松代藩士佐久間象山は、兵法学者・思想家として活躍しましたが、嘉永4年(1851)松代藩の領地だった生萱において大砲試射を行いました。その後120年ほど経った昭和50年(1975)、この史実を残そうと沢山川の「本誓寺橋」のたもとに記念碑として象山自作自筆の詩文碑が建てられました。
試射では弾が象山の予想を遥かに超え、目標の一重山を飛び越えて天領(幕府の直轄領)である小島村の満照寺境内に落ちた際には謀反の疑いがかけられ、弾は中ノ条役所(幕府領代官所)に没収されると言う事件もありました。後日、疑いが晴れて戻されましたが、現在その弾は生萱の埴科縣神社に保管されています。(神社仏閣:埴科縣神社の項参照)
その後の試演では見事に成功し、多くの見物人が大砲の妙技に感嘆しました。試射地に残る記念碑は象山がその喜びを詠った漢詩文です。
佐久間象山大砲試演の記念碑(漢詩碑)とその解読文
・千曲市観光案内ガイドブック