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ちくま大百科

【文化財・遺産・史跡】一重山

所在:千曲市屋代

屋代の街中にあって地元の人々には大変馴染みの深い山です。標高は458m。
頂上から北側に向かって屋代氏が築いた山城、屋代城の跡が残っています。
山の北側麓、県道392号線沿いが一重山入り口で、階段を登り切った所には「鐘つき堂」や「不動尊堂(山の堂)」が建ち、一重山不動尊と鼻取り地蔵尊が祀られています。
「鐘つき堂」の鐘は平成の中頃まで「やまんどうの鐘」として毎日「時(とき)」を知らせていましたが、現在は使われていません。
また屋代民話「鼻取り地蔵」は、この鼻取り地蔵尊にまつわる伝説です。

 一重山(東側)<br />
 (左は長野県立歴史館)

 一重山(東側)
 (左は長野県立歴史館)

一重山入口

一重山入口

一重山不動尊堂

一重山不動尊堂

鼻取地蔵尊

鼻取地蔵尊

鐘つき堂

鐘つき堂

【参考事項】

・信州千曲市観光案内ガイドブックテキスト(千曲市観光協会発行)
・一重山散策マップ(千曲市環境協議市民会議・屋代を語る会発行)
・屋代の歴史物語 大橋幸文著 屋代のまちづくりを考える会 発行
・「やしろ」第6号(平成11年、屋代を語る会発行)

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