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ちくま大百科

【生活・行事・民俗】温泉夏祭り

所在:戸倉上山田温泉

昭和天皇の即位を記念して、旅館の板前さんが中心となって獅子だけで始められました。
板前さんは長野・権堂で修業をしていた関係で権堂の勢(きおい)獅子を手本
として獅子連(勇獅子)をスタートしました。
城山にある奥津神社の御神体のレプリカの姫神輿(女性の面)・男神輿(天狗の面)
が加わり、昭和40年代には芸寮協同組合の発案により芸者神輿が加わりました。
その後芸者さんが減少し、飲食店の女性が引継ぎ現在の雅神輿・華神輿へとなりました。
現在は、木遣連を先頭に獅子連・神輿連(雅神輿・華神輿・姫神輿・男神輿)が
温泉街を練り歩き、太鼓連が華を添える壮大な祭典となっています。祭典の終盤
には花火があがり、狭い街路に4基の神輿が同時に練るという壮絶な祭であります。
祭は、前夜祭に奥津神社で神輿の御神体に御魂入れの神事を行い、温泉街に運び込
みます。初日には、育成会が中心となり自治会ごとの子供連、各種団体による民謡
流しと市民参加の(飛入り参加あり)祭典であります。

上山田温泉の歴史は、千曲川の氾濫との戦いであり、洪水のたびに被害にあいました。
温泉夏祭りは、温泉街を洪水から守るための水難の守り神である水天宮さんの祭であり、
7月の土・日曜日に開催されています。

【冠着太鼓】
昭和40年代後半富山県の老人クラブ連合会が毎年上山田温泉で大会を開催していた
ところ、旅館組合がなにかおもてなしをしようと考え、太鼓を始めました。
振付・曲を歌舞伎座の師匠に依頼しました。その後地元出身のジョージ川口氏、
小口大八氏(御諏訪太鼓宗家)による和楽・洋楽をミックスしたものとなりました。
当初は団体客の旅館で披露していましたが、最近はその場が限られてきて催事が
活動の場となっています。

木遣連<br />

木遣連

勇獅子<br />

勇獅子

神輿連<br />

神輿連

民謡流し<br />

民謡流し

冠着太鼓<br />

冠着太鼓

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