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ちくま大百科

【文化財・遺産・史跡】寂蒔水除土堤跡

所在:千曲市 埴生(寂蒔)

この史跡は市道埴生線(北国街道)寂蒔の上町(寂蒔集会所横)にあり、しなの鉄道線と隣接した所にあります。
千曲市の史跡として、千曲市教育委員会は次のように説明しています。
「この土堤は。千曲川の反乱から田畑や家屋を守るために、元禄6年(1693)寂蒔、鋳物師屋、打沢、小島の四ヶ村によって築かれたものです。市道埴生線(北国街道)と土堤が交差する所は、非常時には土のうや石で道の部分を埋めてひと続きの土堤として水害を防いだものです。
当時の四ヶ村民の水難に対する苦労と、工夫がしのばれるこの土堤は、この地域にとって貴重な文化遺産です。」

土堤跡に設置されている案内板

土堤跡に設置されている案内板

水除土堤の石垣

水除土堤の石垣

【参考事項】

・現地案内板

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