所在:千曲市戸倉・磯部
滝澤家は古くは戦国時代に武田方で村上氏と戦ったと伝えられています。江戸時代に現在の場所に居を構え、組頭などを務めてきた家です。滝澤家住宅の建物群は、萱葺きの外観と屋敷構えが特徴で、主屋幅12メートル長さ22メートル高さ7メートルの萱葺き、一部2階建ての住宅で、一間ごとに柱が立つことや、大黒柱の意識がないことから江戸時代中期の建築です。住宅には現在も所有者が居住しており、内部の公開はしていません。
滝澤家住宅 長屋門
滝澤家住宅 主屋と長屋門
【平成29年 国有形文化財に指定】 (資料市広報H29・8号)