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ちくま大百科

【文化財・遺産・史跡】長野銘醸

所在:千曲市八幡中原

長野銘醸酒蔵は、平成26年に国の登録有形文化財に指定されました。
「八幡の七頭」と語り継がれるように八幡の山麓は豊富で、良質な湧き水があります。この水を利用して、元禄2年(1689)に造り酒屋「和田酒店」が創業しました。
現在も酒造りが行われ、「姨捨正宗」の名前で親しまれています。千曲市内では、唯一の造り酒屋(株 長野銘醸)です。
大正5年(1916)建築の事務所棟はじめ12棟の登録有形文化財の建物があり、酒蔵は江戸時代末期の建物です。また、敷地入口にある老松は、江戸時代のガイドブックとも言える「善光寺道名所図会」に七曲松(ななわだのまつ)として紹介されています。

長野銘醸社屋

長野銘醸社屋

長野銘醸酒蔵

長野銘醸酒蔵

七曲松

七曲松

【参考事項】

・八幡村誌

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