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ちくま大百科

【神社・仏閣】大日堂

所在:千曲市倉科

本尊 大日如来松代初代藩主 真田信之公の次女まさ姫は「見樹院」を建立。見樹院は、父真田信之公より倉科に知行300石を授かって、清涼院の西に屋敷を構えていました。また、藩士守役 小山武衛に命じて大善寺を建立開基し、本尊として大日如来を安置しました。その後、明治6年(1873)大政奉還での神仏分離令により大善寺は廃寺となり、大日如来は倉科に寄付され、明治8年(1875)大善寺の復元として小山文三郎が一宇を建て、大日如来を安置しました。人々はこのお堂を大日堂と呼ぶようになりました。

大日堂

大日堂

大日如来

大日如来

舟つなぎ石<br />

舟つなぎ石

万葉歌碑

万葉歌碑

【参考事項】

真意の程は不明ですがその昔屋代田んぼは千曲川流域の湖沼地(よどみ)でした。
くらしなへ来る為、旅人はこの舟でこの湖沼地を渡り倉科を経て善光寺、越後方面へ向かったと云われています。舟着き場として賑わったと云います。(西行法師の歌碑)

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