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ちくま大百科

【神社・仏閣】治田神社(上の宮)

所在:桑原字宮沖(東区)

創建年代は明らかではありませんが、平安時代初期頃、四宮庄の支配者四宮氏の勢力によって篠山の支脈治田山に創建され、応永7年(1400)大塔合戦の災禍により炎上しました。永享の乱(1435)の後、土豪桑原幸光による桑原庄成立の時、今の地に社殿が奉遷されたと伝えられています。
明治6年(1873)の神社調書には、更級郡治田庄桑原郷桑原邨鎮座式内治田神社として、正殿は諏訪下社の建御名方命、また相殿にはその妻である八坂刀売女命、五穀の神・蚕の神である保食神の届け出があります。
古社地には、祠(ほこら)があり拝殿礎石、杉並木の大門跡が現存しています。また、稲荷山に下の宮があります。

治田神社(上の宮)

治田神社(上の宮)

境内社

境内社

【参考事項】

・千曲カルタ

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