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ちくま大百科

【神社・仏閣】治田神社(下の宮)

所在:稲荷山(元町)

桑原に上の宮があり、稲荷山は下の宮と呼ばれています。
歴史は古く西暦463年(古墳時代)に創建されたと伝わり、平安時代に編さんされた延喜式神名帳に、治田神社の名が載っています。戦国時代には治田庄更級郷(はるたのしょうさらしなごう)の総鎮守として崇敬され、明治には県社となった格式の高い神社です。
祭神
治田大神(はるたのおおかみ)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
を祀り、五穀豊穣を願う「農の神社」=地域の氏神様として親しまれています。 境内には伊勢社・北野天満宮・高市社など多数の社があります。
その中には、享保18年(1733)京都から勧請された祗園祭の祭神である津島宮(旧八坂社)があり、稲荷山祇園祭の神輿も祀られています。春と秋のお彼岸の中日には、東から昇った太陽が鳥居の中心を通って拝殿を照らすのを見ることができ、パワースポットとして注目されています。春の桜、夏の祭り、秋の庭花火、朝夕の散策コースにもなっており、県外からの参拝客も多くなりました。

治田神社(下の宮)

治田神社(下の宮)

彼岸中日の日の出の様子

彼岸中日の日の出の様子

夏越祭

夏越祭

治田池(男池)

治田池(男池)

【参考事項】

・治田神社社史

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