所在:稲荷山(治田町)
日本聖公会に属する教会で、明治28年(1895)にカナダ人宣教師ウォーラー司祭によって、更級郡稲荷山町に伝導が始まりました。
大正14年(1925)に稲荷山幼稚園を設立して、この地初めての幼児教育が開始されました。現在の聖堂(礼拝堂)は昭和8年(1933)に建てられたもので、教会堂としては長野県初の鉄筋コンクリート造りでした。屋根は赤い瓦で葺いてあり、屋根の斜面中央に大きな白い十字架が描かれています。
見たことのない西洋建築の教会に、当時の人はさぞ驚いたことでしょう。稲荷山幼稚園は、平成29年(2017)から稲荷山くるみこども園(幼保連携型認定こども園)となり、引き続きキリスト教の精神に基づく幼児教育を行なっています。
・教会ホームページなど