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ちくま大百科

【神社・仏閣】清水神社

所在:千曲市大字力石

延喜式内社祭神:主神豊宇気比売神(とようけひめのかみ)、相殿神建御名方命(たけみなかたのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)。
当神社は社伝によると奈良時代からあり、古くは新山村八頭山麓に氷清水という冷泉が湧きでる水口にあり、そこに豊宇気比売神を祀ったものでした。宝永2(1705)年この地に遷されました。
明治41(1908)年当神社に「桜の宮」と「北の宮」の二社が合祀されました。
現在清水神社は「力石さん」とも呼ばれ、癌封じの神さまとして信仰されています。
拝殿は天明5(1785)年造営であって木造蒼瓦葺きで間口5間、奥行3間中央格天井には山崎洞湖作の天井画が描かれています。本殿は天明5年間口2間、奥行3間苔羅葺き、総丹塗です。
〔昭和62年市有形文化財に指定〕

力石さん清水神社の入り口にある2個の石。地名の由来となったともいわれています。千曲川の洪水が運んだと思われる巨大な安山岩の転石を用いたものとみられ、正面中央に自然にできたとみられる大きなへこみがあります。力石は力比べの石といわれ、この石で力自慢の人が力を競っていたかもしれません。
手力雄命が戸隠の岩戸を運んでいく途中冠着山に腰を下ろして一休みした時、お手玉にして遊んだ石、という言い伝えがあります。

清水神社と力石

清水神社と力石

清水神社拝殿

清水神社拝殿

力石さん

力石さん

清水神社 (2)

清水神社 (2)

清水神社・天井画

清水神社・天井画

【参考事項】

力石を語る会作 寺の案内板

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