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ちくま大百科

【人物】初代 市川 与平

所在:千曲市埴生

幕末の殖産家
埴生村鋳物師屋に生まれました。豪気な性格で文久元年(1861)桑苗を栽培しました。明治4年(1871)より熊本、新潟、そのたの各県に移出販売し、埴生村を桑苗の名産地としました。明治11年(1878)業を製糸仲買販売に転じ、さらに製糸業を起こし、工場を築造し明治15年(1882)より有明社と名のり産業振興に力を尽くしました。明治26年(1893)米国シカゴ府に開設の世界貿易博覧会に出品し有功賞を受けました。

【参考事項】

・区誌 ふなやま

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