五里ケ峰/千曲市及び坂城町千曲市戸倉大正橋辺りから真東を見ると一番高く見える山で、標高1,094ⅿです。この山の名前の由来は、麓の戸倉宿から善光寺までの距離が5里(19.5Km)あることから、その名が付いたと云われています。
五里ケ峰の南には、葛尾山(805m)が連なり、奥にある鏡台山(1,269m)との間に「馬の背」と呼ばれる穏やかな尾根が続いています。この山の裏手森地籍に武田信玄の武将山本勘助が村上義清の葛尾城を攻略するために一夜にして造ったと言われる「勘助道」があります。
この勘助道は勘助横手ともいわれ、福井地区の商売池(ショウブ池、ショウバ池とも呼ばれる)に通じていたようです。
山頂からの眺望はすばらしく、千曲川両岸に広がる街並みの景色は見事です。
登り口は、一般的に、戸倉磯部と福井の集落から登ります。